農林水産省は12日、宮崎県西都市に避難中の優良種牛5頭について、口蹄(こうてい)疫に感染していないことが再確認されたと発表した。これを受け、同県は避難先を中心に設定していた移動制限区域を13日午前零時に解除する。農水省はまた、口蹄疫対策特別措置法に基づき、通行車両に消毒を強制できる地域として、同県に続き、隣接する大分、熊本、鹿児島の3県全域を指定した。
優良種牛5頭については、6日までに抗体検査で陰性が確認されたが、制限区域解除に際し再検査していた。県は事態が終息するまで避難先で管理する。
3県の消毒義務は、口蹄疫を警戒した各県の申請に基づくもので12日から適用した。これにより、3県が通行車両に協力を求めていた消毒に強制力が出る。消毒は、タイヤへの薬品散布や指定地点での消毒マットなどで行われる。
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将棋の人気女流棋士として活躍した林葉直子さん(42)が日本女子プロ将棋協会(LPSA)の公認棋戦「日レスインビテーションカップ」に出場することを14日、主催者が発表した。林葉さんは1995年に日本将棋連盟を退会しており、約15年ぶりのプロ棋戦出場となる。
林葉さんは11歳で女流アマ名人戦に優勝し、80年に女流プロに。女流名人位、女流王将などタイトルを15期獲得したが、失跡騒ぎを起こすなど将棋への情熱を失い、将棋界を去った。今回は主催者特別推薦で参加し、7月の初戦で中倉彰子女流初段と対局する。
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防衛省は6日、インドとの間で、自衛隊とインド軍が食料や水、燃料などを融通できる物品役務相互提供協定(ACSA)の締結に向けた交渉に入る方針を固めた。国際貢献の分野で同国との協力関係を促進するのが目的。実現すれば、既に締結済みの米国や、現在交渉が最終段階を迎えているオーストラリアに次いで、3カ国目となる。
北沢俊美防衛相は先月30日、訪問先のインドでアントニー国防相と会談し、人道支援や災害救援、国連平和維持活動(PKO)などの分野で具体的な協力を実現するために意見交換していくことで合意。北沢氏はその際、これらの活動を行う場合に、両国で物資などを相互に提供する枠組みづくりを提案していた。
防衛省は今後、両国の実務者レベルで、具体化に向けた協議を開始したい考えだ。
相互提供の内容に関しては、PKOや災害救援などに加え、日本やその周辺地域での有事の際の協力も対象となる日米ACSAではなく、非軍事分野での協力に限定した日豪ACSAを参考に調整するとみられる。ただ、「実現すれば中国にとっても圧力になるのは間違いない」(自衛隊幹部)との声もあり、軍備増強を続ける中国をけん制する思惑もありそうだ。
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